子供が通っている某施設の子が風疹を発症した。療育=治療教育という意味なので、うちの子を含めて俗に言う「虚弱児」が結構多い。びっくりしたのは、ここに通っているのに(つまり、弱い子の中で集団生活をしているのに)予防接種をしていない子が多かったことだ。風疹などは、予防接種をしていればほぼ100パーセント発症はしない。ただ、予防接種をしていない場合は大流行する恐れがある。今回発症した子は、残念ながら、即出席停止になり、卒園式に参加できなくなったそうだ。で、うちの子供、移植後は免疫抑制剤を使用するため、予防接種ができなくなるということで、ありとあらゆる予防接種をため打ちした。風疹も当然打っている。念のため主治医にすぐ電話したが、「発症しませんから安心してください」と、答えが返ってきた。
集団に入れる以上、予防接種はしておくのが普通だと考えていた。親の義務と考えていた。だけど、自分の常識はほかの親の常識じゃないだなと実感した。「お金がかかる」「時間がない」という理由で受けさせない親も多かったのだ。ほかのことにはお金をかけるけど、子供の予防接種にかけるお金はない、娯楽にかける時間はあるけど、予防接種に連れて行く時間はないという親も存在する。
自分の子は自分で守る、結局、この言葉に尽きるかもしれないけど、はっきりいって、予防接種をせずに発症した子供(子供には罪はない、親の怠慢なんだけど)は大迷惑。
ぜひとも完治してから、登園してほしい。あ・・・春休みになったんだった(私もぼけてるわ)